田代 憲生 Norio Tashiro
20代までに、欧米の先進国やアジアの新興国など20ヶ国を訪れ、各国の歴史・文化・経済に関する見聞を広める。大学では国際経営論を専攻。日本企業と在日外資系企業の経営における企業の現地化や人的資源管理について、ゼミ員共同でアンケートを作成・調査し、得られた回答から実証研究を行う。ゼミの共同論文は、学内の論文選考で受賞。
卒業後、ロイター通信(ロイター・ジャパン株式会社)に7年間勤務し、為替・株式・債券・金利・商品先物など、金融・経済に関する知識を習得しつつ、機関投資家などのマーケットの最前線を肌で体感する。その後、金融機関でエコノミスト兼マーケット・ストラテジストとして、ロイターやブルームバーグなどの情報ツールや様々な分析手法を駆使し、外国為替市場に関する投資家向けのレポート作成と、社内向けの中長期予測アドバイザリーを担当。ファンダメンタルズとテクニカルの両面からの市場分析に加え、日に100本以上のリアルタイム・ニュースを読みこなすことにより、リーマンショックの数ヶ月前からサブプライムローンの危険性と、その後の世界的な景気低迷を予測。
2008年06月、CEIC(シーイーアイシー)入社。中国やASEANをはじめとする新興国から先進国までを含む213ヶ国・地域の経済と産業に関する信頼性の高い統計データを提供するCEIC、並びに、新興国を中心とする197ヶ国の企業情報や世界的に著名なシンクタンク各社が発表している産業分析・予測レポートなどを提供するEMIS(エミス)を、国内の金融機関、シンクタンク、中央官庁、国際機関、コンサルティング会社、商社、事業法人に紹介するSenior Business Development Manager。数多くのエコノミストやアナリスト、経営幹部とのお付き合いから、世界経済や産業動向に関する情報を常に入手し、CEICの統計データやEMISで提供される情報と合わせて、独自の分析を行う。2024年06月、CEIC退職。